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こんにちは!あるいはこんばんは!
かずパパです。
今日は着工からお引き渡しまでの
家づくりの流れについて解説してきます!
工程ごとにチェックポイントがあるのでしっかり抑えておこう!
展示場来場までの準備に関しては…
家ができるまでの流れ
みなさん家が完成するまでの流れはご存じでしょうか?
ざっくり工程で追いかけると…
①地鎮祭(配置確認)
②基礎工事
③上棟(棟上げ)
④−1配線工事
④−2木工事(大工工事)
⑤仕上げ工事
⑥完成(施主検査)
⑦お引き渡し
ざっくりこんな感じです!
特に施主側で確認が必要なのは
①の地鎮祭付近で行う『配置確認』
④−1あたりで行う『配線確認』
④−2の終わりで行う『木完確認』
⑥の完成検査
この4つのポイントだけは絶対に覚えておいてください!
三段階に分けて詳細を説明します!
地鎮祭から上棟までの確認
まだ全然、家の形がないこのタイミング
でも、進めると取り返しがつかない着工!
どんなことをやって何を決めていくのか知っておきましょう!
①地鎮祭(配置確認)
まず、住宅の建築前に多くの人が行うのが
地鎮祭
地鎮祭はざっくり説明すると…
土地の神様に
『今からこの土地で工事をさせてもらいます!
安全第一でやってくのでよろしくお願いします!』
みたいな感じです。(気持ちの問題なのでやらないこともあります)
んで!このタイミングでやることが多いのが…
『配置確認』
これが、超重要!
配置確認では主に…
・建物の位置
・浄化槽など設備の位置
・排水経路の確認
この辺のことをやっていく会社が多いかと思います!
建物配置が間違うと大問題なので、図面と照らし合わせて
打ち合わせ通りの位置に地縄(ロープで作った建物の形)があるか
しっかりと確認しましょう!
もう一つ忘れてはならないのが…浄化槽などの位置
これは…配置確認で場所の確認をするのですが…
この時テキトーに決めてしまうと、
後々お庭の工事計画を立てるときに駐車場と干渉することがあります!
特にカーポートなどを付けたい方はカーポートに干渉しないか
事前に確認しておきましょう!
地鎮祭や配置確認で地縄を見た時のお客さんの反応は
だいたい『家ちっちゃい?』だよ!(笑)
平面で見ている上に遠近感が狂うから
小さく見えるだけなので不安に思わなくても大丈夫!
②基礎工事
配置の確認が終わるといよいよ基礎工事に進みます!
※地盤調査の結果 地盤改良がある場合は改良後に工事が始まる
基礎工事では基本的に施主側で確認必須なことは少なくて
建築会社の方でコンクリートを流し込む前に
『配筋検査』という鉄筋の検査をしていることがほとんどです。
ただ、これだけは気をつけたいのは…
コンクリート打設日の天気と『養生期間』
小雨くらいならコンクリートを打設(枠に流し込む工程)することが多いですが、
強雨とか、豪雨は論外…いくら工程がきつくても絶対ダメです。
なぜなら、コンクリートは水とセメントの比率を
必要な強度が確保できるように配合されているため
雨で水分が増えてしまうと…設計の強度が取れなくなるから!
どんなに住宅会社が急いでいても、一生住むのは自分達!
基礎がダメだと上が丈夫でも何もならない!
そして、急いでいると起こりやすいのが養生期間の短縮…
コンクリートは規定の強度が出る硬さになるまである程度の日数が必要です
基本は5日以上は養生してから次の工程に進みます!
基礎工事は焦りが禁物!
どっしり構えて強い基礎を作ろう!
上棟から木工事完了までの確認
さて、無事に強い基礎ができたら…いよいよ一番の見せ場!
上棟です!
③上棟(建て方)
在来軸組工法で一番の見せ場!『上棟』
2×4でも小屋パネルを上げるときに上棟って言ったりもします
上棟自体は朝から始まってだいたい夕方までで大工さんやレッカーさんが協力して
屋根まで組み上げていきます!
最近は『上棟式』とかはほとんどやりません。
大工さんへのお弁当とかも不要な会社が多いのではないでしょうか?
それでも感謝を伝えたいという場合は帰りにお土産でお菓子などを
渡すのがおすすめ…大工さんたちは力仕事後なので
結構甘いものは喜ばれます!
上棟も基本的に施主サイドは見ているだけですが
場合によっては平日に行うので仕事帰りに見にいくと
もう骨組みが終わってる!なんてこともしばしば!
上棟日はクレーン車や大きなトラックがやってくるため
道路が狭かったりする場合は上棟時に邪魔になってしまわないように
事前に建築会社がどんな対策をするか確認しておきましょう!
工事中からご近所さんにマイナスイメージ持たれるのとかきついですよね…
④−1配線工事
上棟後は地道な工事がずっと続きます!
その中でも特に確認しておきたいのが配線工事!
この時にコンセントの位置やスイッチの位置などが決まります!
事前のうち合わせ通りに配線されているか確認しよう!
足りない場合はこの時までに増やしてもらわないと大掛かりなやり直しが必要になるか
住んでから不便を感じることになります…(泣)
※コンセントもスイッチも設置予定の場所にはボックスと呼ばれる四角い箱がついていることが多い
住宅会社によっては『配線確認の打ち合わせがない』こともあるので
その場合は自分で現場に足を運んで確認しておこう!
後から場所を変えるのはすごく大変だよ…
④−2木工事
大工さんの工事を『木工事』と言います。
室内を仕上げていくことのほかに
棚をつけたり
収納を作ったり
ニッチを作ったり
大工さんが色々やってくれます
飾り棚やニッチ・アーチ壁などをやりたい場合は
大工さんが工事に手をつける前に現場でしっかり打ち合わせしておかないと
適当に作られちゃうことがある…
こだわりたい場合はしっかり現地で監督と…
できれば大工さんも交えて打ち合わせしておこう!
家に込めるパッションが伝わってる方が上手くいくよ!
木工事の完了時には基本的に
『木完検査』があります!
指定した位置に棚がついているか
下地は入っているか
などなど確認していく検査でこれは施主参加が多いです!
どんな打ち合わせをしたか忘れちゃってる場合もあるので
図面を事前に見直して現場で確認できるように予習しておきましょう!
この時にうっかり気付けないと仕上がってからの修正になるか…
場合によっては修正できなくて思った仕上がりにならない
なんて悲劇が起きます!…家を我が子のようにしっかり見てあげよう!
仕上げから引き渡しまでの確認
木工事が終わるといよいよ家も完成間近!
仕上げ工程は約1ヶ月ほど!
…ついにクライマックスです!
⑤仕上げ工事
仕上げ工事では主に内装の工事を行います!
正直、施主側で確認することはここまでくるとあまりないですが…
アクセントクロスや塗り壁などをする場合
事前に品番や色を現場で確認しておくと安心!
特にアクセントクロスなどでは色をすごく迷って
何回か変更をしてると『最終』が現場に伝わってなくて
現場の職人さんが間違えちゃうことがある
何度か変更をしている場合は『最終決定』をあらためて
監督と共有しておこう!
⑥完成(完成検査)
ついにやってきました!
工事が終わって『完成検査(施主検査)』です!
もう引き渡しまで秒読み!
だけど!これだけは絶対決めておきたいこと!
未完成工事がある場合…完了日とその確認日!
完成検査と言われているけど
色々な諸事情によって…完成検査時に工事が間に合わないことがある!
その場合は『いつ完了』して『いつ確認できる』か
絶対に決めておこう!
『引き渡し時に確認』はなるべく避けよう!
引き渡し時に確認になってしまうと
万が一『傷』などがあった場合に…
元からあった傷なのか…引き渡し後についた傷なのか
判断が難しくてトラブルの原因になりかねないよ!
⑦お引き渡し
長かった工事期間もついにおしまい!
お引き渡しでは鍵の受け渡しなどを行って
ついに「自宅」になります!
これからの生活で困らないように取説や保証書はファイルを作ってまとめておきましょう!
まとめ
ついに引き渡しを受けましたね!
ここまでで大切なのは…
配置確認では…将来の外構計画も考えて位置を確認する
配線確認では…コンセントやスイッチの位置・数を確認する
木工事検査では…下地や棚の位置を確認する
完成検査では…未完部分の完了日と確認日を確認する
基本的には図面を持参すれば確認できますが
図面に更新があったときは必ず最新の図面をもらうようにしましょう!
マイホームは自分達だけでも住宅会社だけでも完成しません
お互いに予習復習をしっかりして良いパートナーとして
後悔しない家づくりをしましょう!
家づくり…まだまだこれから!
って方はぜひ過去記事もご覧ください!